制御システムエンジニア
丸塚 翔太
A.最大のテーマは「安全」です。どういう意味かというと、発電所や大型パワーエレクトロニクスの機械など日常生活では触れることもない高電圧の機械が私たちのエンジニアリング商品です。まずは安全安心に仕事が進むよう安全意識を高めることが研修の入り口です。それから、座学、実機を操作した仕事のイメージを掴んでもらうことにしています。電気を取り扱うことの多い職場ですから、ケガや事故はあってはなりません。安全な作業の進め方、どういう所に注意しなければならないのかを学び、しっかりとトレーニングを重ねてから、実際の現場に出てほしいと考えています。
A.「法定特別教育」と呼ばれる電気取扱いに関する研修のほか業務に関係する特別教育は必須プログラムです。その後、社会インフラ事業部/制御システム事業部に関わらず専門知識を効率良く身につけるために基礎を学ぶe-ラーニングシステムを活用しています。ほかにも制御盤や専門機器など実機を扱うプログラムもあります。知識がなくても安心して受講できるカリキュラムです。
A.電機制御の世界も技術革新が進んでいます。普遍の技術と知識を習得した上で最先端技術を採り入れた業務に関わっていただきます。品質試験でも、ICタグの情報を非接触で読み書きするRFID、ネットワークシステムを駆使した遠隔操作など新しい技術がどんどん取り入れられています。機械設計業務でもオペレーターが操作しやすいような画面デザインなどに力を入れています。
A.「これがおもしろかった」「こういう仕事があるのか」「自分に向いているかも!」という感想が多いです。近年の新入社員の中には文系や情報系の出身者が多いです。「イメージが湧いて来た」「とても新鮮」という感想もあがります。そういう声は嬉しいですし、手応えを感じます。
受変電設備やモータードライブ装置、中央監視装置の実機を常設。実務に即した環境でエンジニア育成をサポートしています。またLABOでは納品前のプログラムシミュレーションテストも実施、高い品質と高付加価値を創造しています